2010年12月11日土曜日

楽天のケーススタディ

先日、楽天のケーススタディを行いましたので、
その模様を少しお伝えしたいと思います。

使用テキストに掲載されているケースの2005年における意思決定において、
事業多角化をさらに推進すべき派(以下、多角化チーム)と、
事業多角化をせず既存事業に集中すべき派(以下、非多角化チーム)に分かれ、
今回はディベート形式で進めていきました。

多角化チームは、
・ライバル企業であるヤフージャパン、アマゾンと比べた場合のポジショニング戦略
・事業間でのシナジー効果
・EC事業に依存するリスク

などを主に主張しました。

一方で、非多角化チームは、

・EC事業の市場成長率や営業利益率の高さ
・EC事業の海外展開における可能性
・多角化による経営資源の拡散によって起こる機会損失
・新規事業の利益の不安定さ

などを主に主張を行いました。



ディベート終了後には、それぞれの立場を解消した上で
話しあうと、EC事業に関わる事業多角化は賛成であり、
海外展開も必須ということで意見はほぼ一致しました。

ディベート形式は、自分の主張の論理の甘さが確認できて良いですね。

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