2011年2月13日日曜日

プレゼン&ディスカッション 2月7日(月) @仙台市戦災復興記念館

ひゃっほーい。ニューフェイスの佐藤です。
こんにちは!そしてはじめまして。
本当はよく「ベビーフェイスだね。」という声を周囲からいただくのですが、
初回くらいはニューフェイスの佐藤で更新させてください。笑

詳しい自己紹介は長くなりそうなので
EBSGホームページのプロフィールにて。

ではこの辺で本題に移らせて頂きます。
2/7()の勉強会は、まず各メンバーが15分から30分程度プレゼンテーションを行い、その後ディスカッションをするという形式で行いました。

テーマは以下の三つから好きなものを選択。

1.経営学の様々な分野への応用
2.優れた経営者について
3.気になる国について

と、ここでは正直お堅い内容になるのでは・・・
と思っていました。^^;

1人目の崎さんはテーマ3を選択。オリンピックや万博も開催され、成長著しい「中国経済」に関してのプレゼン。中国のGDP、人民元、そして政権交代に目を付け、それらを中心にわかりやすく説明されていました。
特に胡錦濤から習近平への政権交代は多方面に影響がありそうですね。個人的には通貨の人民元からの考察も興味深かったです。ちなみにその時に、週刊ダイヤモンド(2010.07.03)に「人民元の弾力化」「“事実上のドルペッグ”に終止符を打った」というワードが載る記事も、もしかしたら関連するのかなとも考えていました。

ディスカッションは、「日本から考える中国との付き合い方(機会と脅威)」 で、工場等の中国移転はすべきか否かについて中心に議論。市場が大きくコスト削減も可能という理由から移転すべきという側と、失敗例もあるためその判断は 慎重にという側に分かれました。そこでは、なかなか「こうすべき」という案は決まらず。深い議論ができました。これもディスカッションの醍醐味ですね。


2人目の僕はテーマ1を選択。昨今の企業不祥事に焦点を当て「経営倫理」に関するプレゼン。(大学で「経営倫理」という授業があり、更に知識を深めたいと思ったのもこれを選んだ大きな理由です。) 皆さんもよくご存じの“会計不正や食品表示偽装”で経営破綻まで追い込まれた企業をいくつか取り上げました。
こうした不祥事は、経営学というフレームワークに当てはめて分析するだけではリスク回避することは難しい時代なのかなと思います。(あくまでメディアを通して見知った問題を見る限りは。) そこで、僕の場合は倫理の視点を加えたものを考察しましたが、ほかにも何らかの方法で、そのリスクはある程度回避することが可能ではないかとも思います。
ディスカッションでは「どこまで倫理観を適用すべきか(主体と範囲)」で、価値観や倫理観を議論するのは難しいと強く感じました。そこでは、法律が一つの基準になるのではという貴重な意見もいただきました。


3人目の中さんはテーマ3を選択。「トルクメニスタン~独裁による国家運営の可能性~」についてプレゼン。この国をご存じの方はなかなかいないでしょう。笑) ちなみにEBSGの勉強会に参加した他のメンバーは知りませんでした。 
これほどマニアックな国を取り上げて“独裁という集団を用いても国民の厚生水準を高めることができれば良いのではない か?”と“それとも独裁では国民の厚生水準を高めることはできないだろうか。”をディスカッションしました。それらを「ベンサムがいう最大多数の最大幸福」「過去の独裁国家の前例」や「自由は最低限与えられるべきという前提」から考えました。

他に、ニヤゾフの奇妙な施策の説明も。例えば「815日をメロンの日に制定→私が好きだから」「外国人がトルクメニスタン人と結婚する場合、5万ドルの税金が必要→トルクメン女性が美しすぎるため」などなど。それらも含めてとても惹き付けられるプレゼンでした。そのように他のメンバーも感じていたでしょう。


4人目の葉さんはテーマ2を選択。「ルイス・ガースナー」についてプレゼン。彼は、ハーバード大ビジネススクール卒業後、マッキンゼー・アンド・カンパニー入社。そして1993IBM初の外部出身CEOに就任。同社にて改革を成功させる。で知られているようです。アーキテクチャによるコンピュータの構成の違いから、詳細に説明して頂きました。
またガースナーの改革を、時系列を追っての説明をされていました。
ですが僕には難しかったようです。^^; 
やはりこうした分野も理解できるようにならなければ、次回のアップルの事例やクラウド関連の事例に対応できないので勉強しなきゃならないと感じました。このような気づきが得られてとても良かったです。

今回は僕の後輩1名が見学に来てくれました。とても嬉しかったです。
そして次回は2/16()のケーススタディ体験会です。より多くの参加者に来て頂ける事を楽しみにしつつ、それではこの辺で。

最後になってしまいましたが・・・
まだまだ未熟ですが、今後ともよろしくお願いします。m(__)m