2011年6月7日火曜日

「ソーシャルグラフ×スマートフォン」と「政府支出による雇用創出」


嶋崎です。
そろそろ半袖でも大丈夫な季節になってきましたね。
そうやって夏になって花火大会、そうするうちにすぐに冬になってクリスマスだと思うと何とも言えない焦燥感のようなものが襲ってきますね。
今のうちです!!!!なんのことやら。

さて、今回は二部構成で第一部はメンバー一人がプレゼン、それに関するディスカッション、第二部は経済政策に関するディスカッションを行いました。

第一部はメンバーの笠原くんがプレゼンを担当しました。(写真が暗くて申し訳ないです)
テーマは「ソーシャルグラフとスマートフォンを利用したアプリ」について。
ソーシャルグラフとは、主にSNSなどのソーシャルメディアで作られたウェブ上での人間関係です。

事例としてGPS機能を使った旅行業界の活用を挙げてもいらいましたが、このソーシャルグラフとスマートフォンの組み合わせによってどのようなアプリを作ることが出来るかメンバーでディスカッションしました。

近所のネットワークや住宅管理者とのコミュニケーションをするアプリ、食べログのように物件の評価を書きこむアプリなどの意見が出ましたが、中でも一番盛り上がったのはみんなの「飲みたい」を共有するアプリでした。
例えば、Twitter利用者がそのアプリを使うと、アイコンにジョッキのマークが付き、他の飲みたい人に伝えられかつその際、お勧めのお店が出るというものです。
それから発展して、例えば「カフェに行きたい」とか「ラーメン行きたい」とかそういった欲求をオープンにしてマッチングさせるという方向性に行けるのではないかと。
どこで収益を出せるかまでは詰められませんでしたが、実現性としてはアリだと思います。実際に欲しいです。

第二部は『日本経済〈2010‐2011〉景気「再起動」の条件』の資料を用いて、ディスカッションしました。テーマは、「政府支出による雇用支出」についてです。

資料では、例えば建設業などへの公共投資、そして介護保険の創設による介護事業などの雇用創出はある程度の効果があるという結果がありました。
そしてその上で、そもそも乗数とは何か、公共投資の評価軸などの認識をある程度統一させて議論を行いました。

国ではなく地方自治体に公共投資の権限をどの程度与えるのか、また目的税などによって最初から予算枠を設定しておくと必要ない部分に投資される可能性があるのでまずは投資する部分を決め、それに応じて予算を配分してはどうかなどを議論しました。

また政府支出の効果としては、短期的なものではそれほど意味が無いという意見や、景気を直接上げることは出来ないが下げを抑制する効果はあるといった意見が出ました。

後は、雇用規制の厳しくすることの是非についても議論しました。

今回の反省としては少しテーマが広すぎて、議論がしにくかったので次回からはもう少し論点を絞って議論しようと思いました。

次回は、6月17(金)(18時~)に松下電器産業(現パナソニック):危機と変革」のケーススタディを行います。

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